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未経験からPythonエンジニアにはなれるの?【結論:難しい】実際の転職経験を元に解説します

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たまき

こんにちは!

未経験からPythonエンジニアに転職した、たまきと申します!

今回は、

解決できる悩み

  • 未経験からPythonエンジニアってなれるの?
  • Pythonエンジニアになるためにはどんなことをすればいいの?
  • 実際に未経験からPythonエンジニアになった人の体験談を聞きたい!

そんな悩みを解決できる記事を用意しました。

私は実際に未経験からエンジニアに転職し、仕事で「Python」を利用しています。

正直、Pythonの案件に入れたのは運が大きいと思います。

しかし、「実際に資格を取得する」「Pythonの案件があるか徹底的に企業を調べる」など、Python案件につくために多くの行動をしました

その体験談を含めて、「未経験でPythonエンジニアになるのが難しい理由」「Pythonの勉強方法」「Pythonを使える環境を選ぶ方法」を解説させて頂きます。

じっくり読み込んでください!

   

未経験でPythonエンジニアになるのが難しい理由

理由1:プログラミング未経験で転職する場合SESが多い

SES企業に転職するとなぜ、Pythonエンジニアになれる可能性が低いのか。

結論、案件を選べないからです。

SES企業は、Java、PHP、Ruby、Pythonなどの様々なプログラミング言語を使用する案件があります。そして、それらに人材を派遣します。そうすると、その中でPythonの案件に入れる確率は低くなります。

たとえ強い要望を会社に出したとしても、必ず入れるという保証ないですし、そもそも、転職した企業がPythonの案件を持っているかもわかりません。

ここまで、SES企業の仕組みを理解していないと内容がわからないと思います。

そこで、簡単にSES企業について解説します。

「もう知ってるよ!」という人は飛ばしてください。

SES企業とは

SESとはSystem Enjinnering Serviceの略語です。

その名の通りエンジニアを派遣し、技術力を提供します。

SES企業は人材派遣会社に近いと思っていただければ問題ないかと思います。

例えば、

自社で使う勤怠システムを作りたい会社Aがある。

Aは自社でシステムを作る技術はないのでシステム開発会社Bに依頼。

Bは依頼受けるが、自社社員だけでは人手が足りないため、人が欲しいとSES企業C、D、Eに依頼する。

このように下請けや孫請けとして自社の社員を派遣する企業がSESです。

他にも、主にエンジニアが就職する企業は「自社開発企業」、「受託開発企業」があります。

理由2:求人はあるが実際にPythonを使用できるか怪しい

「Python」「未経験」を条件にdoda、リクナビNEXTで検索をかけました。

結果として、

・doda:511件

・リクナビNEXT:132件

の求人が見つかりました。(2022/11/30日現在)

引用:doda

引用:リクナビNEXT

「合わせたら600件以上あるじゃん!」「これならPython使う企業に転職できるな!」と思った方もいるのではないでしょうか?

しかし、実際に求人内容を見てみると、Pythonを使用する仕事ではないよな。。。と思うものが多々ありました。

また、未経験歓迎!といいつつ、応募条件にプログラミングスクール卒業があるなど、未経験者では応募ができない案件もあります。

ではなぜ、「Python」というキーワードで検索して表示されるのでしょうか。

この疑問を昔、人材会社の人に聞いたことがあります。

答えは「Pythonというキーワードを入れると応募が増えやすいから」でした。

企業はなるべく多くの応募者が欲しいです。そのために検索されるようなキーワードを入れるのは当然ですよね。

私が求人を100個以上見て、実際に未経験からPythonエンジニアになれる。と思ったものは10個くらいでした。

正直、甘くみて10個です。確実にPythonエンジニアになりたいなら、しっかり求人を探し、応募する必要があります。

理由3:そもそも現場では様々なプログラミング言語を使用している

システム開発で利用するプログラミング言語は「ユーザが見える部分」を作るHTML、CSS、JavaScriptや、「データベース情報取得やデータの処理を行う部分」を作るJava、Pythonなど様々あります。

具体的にPythonが使えない可能性のあるパターンを2つ見ていきましょう。

①フロントエンドの作成がメインとなる

システムの開発はフロントエンドとバックエンドに分かれています。

例えば、

・フロントエンド:HTML、CSS、JavaScriptを使用

・バックエンド:Pythonを使用

のようになります。

この場合、自分のいる案件でPythonを使用しています。そのため基本的にPythonが使えます。

しかし、もしフロントエンド、バックエンドのエンジニアが完全に分かれていたらどうでしょう。

そしてフロントエンドのタスクのみを振られます。

その場合、案件でPythonを使っているのに、「自分はJavaScriptしかやってないよ!」みたいなことになる可能性もあります。

もちろんこれは確率の低いケースです。そのため、ここまで考える必要はないかもしれません。

また、交渉次第ではバックエンド(Python)のタスクも振ってもらえると思います。

②バックエンドに携わるがPython以外を使用

SES企業以外に転職すればPythonエンジニアに必ずなれるわけではありません。

なぜなら、使用するプログラミング言語は変わる可能性があるからです。

例えば、自社開発企業に転職したとします。自社開発企業とは、その名の通り、自社でシステムの開発を行っている企業です。

もちろん最初はにPythonを使用してシステム開発ができると思います。

しかし、自社システムのサービスが終了しますとか、別案件(Javaを使用している案件)に移動してください。という感じでPython以外のプログラミング言語を使用する案件に入る可能性もあります。

これも①と同じく確率の低いケースです。しかし、起こる確率は0ではありません。

私のエンジニアに転職した経験から、Pythonエンジニアだけにこだわり、目指すのは難しいと思います。

それでもPythonエンジニアになりたい!という方に向けて、Pythonエンジニアになれる可能性が上げる方法を紹介します。

Pythonエンジニアになれる可能性を上げる方法

Pythonエンジニアになれる可能性を上げる方法は大きく分けて2つあります。

・Pythonの勉強をすること

・Pythonが使える環境を選ぶこと

となります。1つ1つ詳しく見ていきます。

Pythonの勉強をすること

Pythonを勉強することでSES企業だとしても即戦力になれる可能性があるからです。

例えば、Pythonを100時間勉強しました。基本は理解ができています。また、簡単なWebシステムなら作れます。

という人がいたらどうでしょう。研修もせず、いきなり現場に入れることも可能です。

企業は利益を求めるため、なるべく早く案件に人を入れたいと考えます。研修をしなくてよいなら企業側のメリットもあり、Pythonの案件に入れる可能性も上がるでしょう。

Pythonエンジニアになりたいなら勉強することが必須となります。

Pythonが使える環境を選ぶこと

Pythonエンジニアになりたいなら環境を選ぶことが大切です。

例として、あなたが自社システムの開発会社に転職したとします。

そこであなたは「私はPythonの案件やりたいです!」と伝えます。

しかし、その会社にはPythonで開発しているシステムはありません。

その場合、どんなに技術力があっても、Pythonエンジニアになることはできないですよね。

このようの事態が起こらないよう、環境を選ぶことが重要となります。

では、具体的に「どうやって勉強すればいいの?」「どんな環境を選べばいいの?」という方法を順に解説していきます。

Pythonの勉強方法3選

①学習サイトを利用し勉強をする

引用:progate

プログラミングの学習サイトは多々ありますが、今回は「progate」をおすすめしたいと思います。

理由は、実際に私がprogateでPythonの基礎を学び、②で紹介する資格「Python3エンジニア認定基礎試験」を取得した経験があるからです。

progateは自分のペースでスライドを使用し学習しつつ、コードを書きながら学べます。

また、Pythonのインストールも必要が無く、すぐにはじめられます。

もちろん基礎的な内容は0円です。

progateで具体的な学べるPythonのレッスンは以下になります。

引用:progate 学習レッスン一覧表

レッスンⅠは無料で学ぶことができます。

レッスンⅠでは「Pythonの基礎」「変数」「if文」などを学ぶことができるので、これがいいなと思った方はぜひ有料部分にも挑戦してみてください。レッスンⅠの詳しい内容はこちら

②Pythonの資格試験を受ける

Pythonの資格は様々あります。

例えば

・Python3エンジニア認定基礎試験

・Python3エンジニア認定実践試験

・Python3エンジニア認定データ分析試験

などです。

中でも私がおすすめする資格はPython3エンジニア認定基礎試験です。

なぜなら、基礎中の基礎が学べるからです。未経験からPythonエンジニアを目指すならまずこの資格を取得することをおすすめします。

試験はオライリー・ジャパンより出版されている「Pythonチュートリアル」という本から出題されます。そのため、この本の内容を完璧に覚えることで100点が取れるのです。

試験の詳細はこちらのサイトをご覧ください。

ここからは私がどうやって「Python3エンジニア認定基礎試験」に合格したか、体験談を書いていきたいと思います。

Python3エンジニア認定基礎試験の合格体験記

私は合計60時間ほどPythonの勉強をして、試験に合格しました。

勉強した教材は基本的に「progate」「Pythonチュートリアル」の2つです。

①progateでPythonの基礎を勉強。学習レッスンⅠ~Ⅴまで実施。(約30時間)

②Pythonチュートリアルの読み込み。(約20時間)

模擬試験を3周。すべて90%以上取れるまで勉強。(約10時間)

以上です。

いきなり本で勉強をすると躓く点が多いと思います。そのため、まずprogateで楽しみながら学びましょう。

正直、私は本の読み込みに時間を使いすぎたと思っています。なので、もし勉強をしようという方がいれば、サクッと本を読んで、模擬試験をやってください。そこでわからないことがあれば本に戻る。という流れがいいと思いますね。

試験に合格する頃にはPython基本が身についています。

③プログラミングスクールに通う

・独学でやってるけど、エラーばかりで前に進めない。。。

・何を作っていいかわからない。。。

・エラーばかりで挫折しそう。。。

そんな悩みを抱える方はプログラミングスクールに通うことをおすすめします!

私は独学で100時間以上プログラミングを勉強しましたが、正直な話、100時間のうち40時間はエラーと格闘していたと思います。

今思うと本当に時間がもったいなかったです。

「お金かけないで勉強したい」とか思って、時間を無駄にしました。

プログラミングスクールには転職支援を行っているものもあるので、速攻でエンジニアになりたいと思う方は、プログラミングスクールがおすすめです。

Pythonを使える環境を選ぶ方法

フリーランスとして働く

確実にPythonで開発をしたいならフリーランスがおすすめです。

なぜなら、フリーランスは案件を自分で選ぶことができるからです。

例えば、レバテックフリーランスでPythonをで求人を検索すると200件以上(2022/12/1現在)の求人が表示されます。

引用:レバテックフリーランス

確認したのは50件ほどですが、ここで案件を受ければ間違いなくPythonエンジニアとして仕事ができるでしょう。

しかし、Pythonでの開発経験が3年以上など、私が見た限りでは未経験から入れる案件はありませんでした。

そのため、もしフリーランスになりたいなら、1度就職し経験を積む必要があります。

自社開発でPythonを使用している企業に転職する

自社開発企業に転職することがPythonエンジニアになる1番の近道だと思います。

しかし、簡単ではありません。なぜなら自社開発企業のほとんどはエンジニア経験者を求めているからです。

また、SES企業に比べると圧倒的に数が少なくなるため、倍率が上がると考えられます。

私は未経験からエンジニアになりたいという人に20人以上と会っています。

その中でもやはりSESと比べて自社開発企業は人気です。

理由は

・SESと比べ、現場が変わる心配がない

・自社なので、意見を出したり、質問がしやすい

以上の2つがメインの理由でした。

しかし、Pythonで開発を行っていない企業ももちろんありますので、企業選びは慎重に。

Pythonを使えるか徹底的に企業を調べる

個人的にはこの「企業を徹底的に調べること」が一番大切だと思っています。

なぜなら、企業を調べないとそもそもPythonエンジニアになれるか分からないからです。

これは自社開発企業、受託開発企業、SES企業のすべてに当てはまりますね。

また、そもそも企業を徹底的に調べなければ、採用される可能性も下がります。

しっかりと調べることにより、より良い履歴書か作成でき、面接でも説得力のある話がでるでしょう。

では具体的にどう調べたらよいのでしょうか?

3ステップで解説していきます。

ステップ1:企業HPを徹底的に見る

まずは興味のある会社のホームページを見てください。

・どんな業務を担当しているのか?

・主にどんな案件や業界関連の仕事をしているのか?

・具体的に使用しているプログラミング言語は何か?

などまずは基本情報を押さえます。

そのうえで、社員インタビューや社内ブログなどにも目を通しましょう。

意外と面白い情報が載っていることが多いです。

ステップ2:複数の転職サイトで検索する

次に複数転職サイトでの求人を確認します。

実際に私も4社ほど転職サイトを利用し、興味のある企業はすべてのサイトで調べていました。

複数のサイトで、求人を確認してください。若干の違いがあったりします。

また、会社の口コミがあればそれも確認しましょう。

もちろん口コミはマイナス面を過剰に書かれていることもありますが、参考になることが多いです。

ステップ3:面接での逆質問を利用する

ステップ1、2でわからないこと、疑問に思ったことをまとめ逆質問をしましょう。

ここまで徹底的に調べないとわからないような質問をすることで、あなたの熱意も会社に伝わります。

また、そこまで調べてる時間がないよ!という人は

「私はPythonエンジニアになりたいです!御社に入ればPythonで開発ができるでしょうか?」

と素直に聞いてしまってもいいと思います。

転職の場合、ネットにない情報を知る機会は逆質問以外はほとんどありません。

逆質問を有効活用していきましょう。

この3ステップで企業を徹底的に調べて「Pythonエンジニア」になれる可能性が一番高い企業を選んでください。

まとめ

今回の記事では、未経験からPythonエンジニアにはなれるの?【結論:難しい】というテーマで実体験を元に解説させて頂きました。

・未経験でPythonエンジニアになるのが難しい理由

・Pythonエンジニアになれる可能性を上げる方法

・Pythonの勉強方法3選

・Pythonを使える環境を選ぶ方法

が理解できたと思います。

私は努力をすれば未経験からでもエンジニアになれると思っています。

しかし、Pythonなど言語を絞るとハードルが上がるので、まずは経験を積むことをメインに転職活動をすることをおすすめします。

また実際にエンジニアになったらどんな感じになるんだろう?と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、未経験から1年エンジニアとして勤務をして、「きつかったな」とか、「これはエンジニアの魅力だな」とか、感じかことをまとめた記事を用意しました。

合わせてご一読ください。

>>【現役エンジニアが解説】未経験でエンジニアになるのはきつい?

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